いきなりお誕生日ケーキ

お菓子

正直、一生作ることないと思っていたデコレーションケーキ。
技術がどうこうとかではなく、単にやること多くてめんどくさそうじゃないですか。だって。
焼いて終わりじゃないんですよ。
土台のスポンジケーキをまず焼いてようやくスタートみたいな。
しかもレシピ見ると、膨らまないとかで失敗する可能性も低くはなさそうで。
そういうの見るとね〜なんか、ほら、やる気なくす。

そんなわけで作りたい気持ちも全くなかったわけですが。
そんな折、先日美味しいクッキーの作り方を教えて頂いた義母の誕生日がもうすぐなのでどうしよう、という話が持ち上がり。
普段なら外食一択なので、今回もそうかなと思っていたら、なんとお誕生日様であるお義母さまがまたもお菓子を教えてくださるとのこと。
本来なら何もせず休むことが許されるであろうその日に、わざわざ時間と労力を割いて教えてくれると仰ってくださいました!えらいこっちゃ。

で、当日行ってみたらホールのお誕生日ケーキ作るとのことで。
内心まじかよ……と思いながら取り掛かることに。
レシピのタイトルにはロールケーキと書いていたのでなぜだろうかと思っていたら、スポンジケーキと同じだからこのレシピ使うのよ、と。そうなの?
で、材料はすでに計量済みなので言われるがまま作業が進み、あっという間に焼きあがりました。
あれ、なんか思ってたより簡単なのかも??
などと、ちょっとした驕りも芽生えつつ。

さて、スライスなどの小難しい作業は義母にやって頂きまして。
次は生クリームを泡だててね、と泡立て器を渡される。
実は以前にもやらせていただいたことがあったので、ひとりでできるもん!とばかりに張り切ってガシャガシャ。
義母が次の作業の準備をしている間にすっかりかたまっていき、やめどきがわからず戸惑いながらそれでも混ぜ続けていたら戻ってきた義母が、これは頑張りすぎ(笑)と。
よくよく考えてみたら前にやったのは生クリームではなく、卵白を泡立てる作業でした。やってしまった……。

さてこのクリームを塗りたくっていきますが、なんせかたいので伸びない。
しかも飾り用の絞り出す分も取れるはずだったのに、混ぜすぎたのでスポンジに塗るだけで終わってしまったという。
わたしのせいで可哀想なケーキになってしまったのでした。
まあでも、いちごとブルーベリーと金粉(!)のおかげで、なんとかそれっぽくなって……いるかなあ。

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見た目はアレですが、味は美味しかったです。
フルーツが甘くてほんとにすごい美味しかったのに、見た目のせいで多分伝わっていないだろうなということが無念でならない。
シロップにはキルシュ?を使っていてそれが好みでした。

いつか自分のお家でも作れる日がくるといいなあ。

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